2011年08月15日

奥州市の除染作業

岩手県奥州市内の小学校、幼稚園、保育所、保育園の除染作業が始まりました。
どんな事をするのかと思って見てきました。

奥州市内の小学校、幼稚園、保育所、保育園のうち、
1マイクロシーベルト/時を超えている箇所があるところを除染して回っているとのことです。

運動場など普段子供たちが遊んでいるところは放射線量があまり高くありませんが、
屋根の軒下や雨どいの雨水が落ちて溜まる場所は1マイクロシーベルト/時を超えているところがあります。
屋根全体に降りかかった放射性物質が雨で集められて落ちてくるから高い値が出るんでしょうね。
一般家庭でも注意が必要です。

奥州市の除染作業

作業員の方は10名ぐらい。
スコップで表土5cm(放射線が強めのところはそれ以上)を削って土のう袋に入れていきます。

奥州市の除染作業

土のう袋はさらにビニール袋に入れ口を縛って、
敷地内の子供たちが近付かない所に埋めます。

他の土地に埋めることは禁止なので同一敷地内に埋めるのだそうです。
埋める時の覆土は50cm以上ということなので、穴は結構深く掘らないといけないみたい。

園長先生は
『もっと待たないといけないかと思っていましたが、思ったより早く来てくれてとても助かりました。』
とおっしゃっていました。

遅すぎる感はありますがまずは一歩前進ですね。
作業員の皆さん、先生方、猛暑の中、大変お疲れさまでしたicon10



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Posted by いーわ編集長 at 10:53│Comments(0)東日本大震災
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