2012年09月12日

気仙沼の情報誌

東日本大震災から1年半が経ちましたね。
先日、気仙沼の親戚から
震災前に亡くなった大叔母さんの形見と一緒に
こういう冊子が送られてきました。

気仙沼の情報誌『浜らいん』と
名村栄治著『被災地巡礼』
気仙沼の情報誌

気仙沼の市街地に創業82年の古さのまま店を構えていた廣野新聞店。
うちの親戚です。
気仙沼の情報誌

小さいころ、この古いお店に何度も遊びに行きました。
おじいちゃんと堤防に魚釣りに行ったり、
大島で泳いだり・・・

情報誌には津波でこの店舗兼自宅を失い、家族が再開したのは丸2日後、
宮城県内の新聞店仲間からバイクが届き、
避難しているお得意さんを1件1件確認しながら配達を再開した話などが載っています。
気仙沼の情報誌

『被災地巡礼』の本には
聴書・津波てんでんこの章で、
新聞店の奥さん典子さんの地震遭遇から、津波を間一髪で逃れ、
ツルハの屋根の上で辺り一面火の海の中を過ごし、2日後に救助されるまでが
友人の証言の形で綴られています。
気仙沼の情報誌


震災間もないころには思い出すだけで辛かったことも多いでしょうが
1年経って、勇気を持って語る人が多くなっているそうです。
震災を風化させないためにも、記録に残すということは大切なことかもしれません。


そして、この貴重な記録を、
多くの人が読んでいただくことが、これからにとって、もっと大事なことだと思います。



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Posted by いーわ編集長 at 13:18│Comments(0)東日本大震災
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